むいにー亭
むいにーてい
浜比嘉島で味わう、こだわりの創作料理
沖縄県うるま市、浜比嘉島ののんびりした空間で味わう、料理愛にあふれたオーナーが作る、絶品創作料理に舌鼓。

料理と畑、そして自分の島が大好きなオーナー



料理が好きで好きでたまらない。
そんな雰囲気漂うオーナー盛根さんは浜比嘉島出身。
県内外のレストランなどで腕を振るっていた盛根さんは、浜比嘉大橋の完成を機に、島へ戻ってきた。
島に橋ができたことで、浜比嘉島へもお客さんが来るかもしれない。
生まれ育った土地に、お客さんが集まるキッカケを作りたい。
そんな強い想いがあり、周囲の反対を押し切って浜比嘉島に店を開いた。
「長い間島を離れて生活していた。久しぶりに島に戻ったとき自分の生まれ育った島の良さが分かった。」
盛根さんはそう話す。
オープンして12年。当初こそお客さんは少なかったが、2年目からは口コミやメディアでの紹介で、たくさんのお客さんが訪れ、島の方々は一同にして、驚いていたという。
盛根さんは元々フレンチの料理人。県外で修行したのち、沖縄県内のホテルやレストランで腕を振るっていた。
料理を作ることがとにかく好きで、食材を眺めながらどんな風に食べたら美味しいか。
どんな風に出したらお客さんが喜ぶか、そんなことを考えるのが楽しいと言う。
むいにー亭で食べる料理のほとんどが県産食材。野菜は店舗側の畑で、盛根さん自ら栽培している。ほとんど無農薬で育て、肥料は有機肥料のみ。
酢やニンニク、唐辛子・バジルなどを用いて作った液体を虫除けとして使う。
親が農家をやっていたこともあり、お店を開いた当初から農業の勉強もしており、今では毎日畑に出ないと気持ちが悪いそう。
「畑が好きなのはいいけど、畑から帰ってこないのは困る」と奥さんは笑う。
「どんなに忙しくても絶対に手を抜かない。
急いで作ることもしない。その場合は待ってもらってでも自分のペースでしっかり作る。少しでも手を抜いたらお客さんに伝わってしまう。
逆に、一品に魂を込めてしっかり作れば、ちゃんとそれが伝わる」
晴れた日の週末には、そう話すオーナー盛根さんのいる「むいにー亭」までドライブしてみてはいかがだろうか。
ログハウスのような木造で、時間が止まったかのような空間

