食物繊維が足りない「おなか高齢者」が増えています。

食事だけでは摂りきれない食物繊維不足が深刻です!

「センイ不足って、そんなに大変なことかなぁ?」と軽く考えているアナタ!いいんですか?そのままだと、おなかの中からどんどん老化が進む”おなか高齢者”になってしまいますよ!

辻 啓介ら:日本家政学学会誌,45(12),1079,1994
国民栄養調査、国民健康・栄養調査

おなかの老化が引き起こす健康・美容の大ピンチ!

実は、おなかの中で予想外に大活躍している食物繊維。余分な糖分や、身体に有害なものをガッチリ捕まえて、体の外に出してくれるほか、善玉菌を増やして、おなかの環境も整えてくれるんです。

もし食物繊維が不足すると、おなかの中は糖分や有害物質、悪玉菌でドロドロ。おなかがどんどん老化して、便秘や肌アレ、メタボに加え、命に関わる生活習慣の問題まで引き起こす可能性があるんです!

世界一固く、食物繊維が豊富な沖縄産さとうきび

世界で最も固いと言われる、沖縄のサトウキビ

砂糖の原料となっているサトウキビは、ニューギニアを原産地とし、現在では世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されています。沖縄県には1400年代前半に中国から伝わりました。当時は、サトウキビの搾り汁から作られる砂糖が大変高価だったため、琉球王朝の貴重な輸出品として、王府の財政を支えていたと言われています。このような歴史的な背景もあり、現在でも、サトウキビは沖縄県の基幹作物として栽培され続けています。

一方で、沖縄県は台風の常襲地帯であり、台風が襲来するたびに、強風による倒伏や葉の裂傷、潮風害による枯死等にあい、サトウキビ農家は収穫量の減少や糖度の低下などに悩まされてきました。沖縄県では、台風による被害を軽減・克服するため、台風に強いサトウキビの品種改良が続けられ、今では台風の暴風にさらされても折れることなく、倒されても立ち上がり、成長を続けるサトウキビ品種が開発されました。品種改良が重ねられ誕生した今日の沖縄県産のサトウキビは、世界各地で栽培されるサトウキビの中でも最も固い繊維構造を有していると言われています。

潜在力の高い、サトウキビの繊維「バガス」

沖縄県内で生産されたサトウキビは、砂糖や黒糖の原料として利用されています。その際、黒糖などの原料となるショ糖を絞り出して残った「バガス」と呼ばれる部分も大量に発生します。沖縄県では、このバガスの有効利用についても長年研究が続けられてきました。特にバガスの繊維質に着目した食物繊維としての活用や、繊維成分から腸内善玉菌の増殖を助ける難消化性のオリゴ糖などを生成する機能性食品素材としての活用について研究されてきました。しかし、バガスの繊維構造は強固で、特に沖縄県産のサトウキビは、品種改良により、特に固い繊維構造を持っています。そのため、難消化性のオリゴ糖などを生成するための微生物や酵素による処理も困難であることから、食品素材として利用されることはほとんど無い状況でした。家畜用の飼料としての活用も試みられましたが、繊維部分の先端が針のように尖った状態であるため、家畜の胃や腸に突き刺さり、炎症を起こす事故が多発し、飼料化も断念されたほどです。

そのような中、沖縄県内では、バガスの潜在力に着目し続け、国の独立行政法人科学技術振興機構の協力を受けながら、研究開発し幾多の実験を繰り返したことにより、これまで有効利用の妨げになっていた強固な繊維構造を破壊し、人間が食品として利用できる加工技術の開発に成功しました。この技術は、バガスを爆砕法(高温・高圧下から一気に常圧に戻す特許製法)により、繊維質を微生物による発酵に適した状態にまでほぐした上で、幾万とある食用菌の中から選抜したサトウキビに最も相性の良い麹菌を用いて発酵させることで、バガスの強固な繊維が分解され、私たちが食することができる「発酵バガス」にするというものです。

沖縄県産サトウキビだからこそ製造できた、機能性食品

このようにして開発された発酵バガスには、腸内有用菌を活性化させるキシロオリゴ糖などの難消化性のオリゴ糖や抗酸化活性が非常に強いフェルラ酸などを含む低分子ポリフェノールなどが含まれていることが、科学的な分析により分かっています。これらの有効成分は爆砕法という特許製法によって生成されるのですが、ブラジルやフィリピンなどで栽培されたサトウキビは軟弱な繊維構造であるため、高温・高圧下で処理する爆砕法に耐え切れません。つまり、発酵バガスは、沖縄県産のサトウキビだからこそ製造できる食物繊維食材であり、かつ、腸内有用菌を活性化させるキシロオリゴ糖などの難消化性のオリゴ糖などの有用成分を含んだ機能性食品素材なのです。

長年の努力により開発された「さとうきびごはんの素」は、このような沖縄の厳しい自然と、それを克服しようとした先人たちのたゆまぬ努力、そして今日の先端技術があいまって生まれた、まさしく「沖縄ならでは」の食品であり、「すこやかせんい堂」に参画する全てのメンバーが自信を持ってオススメするものです。私たち、「すこやかせんい堂」は、腸から始める健康づくりを実践したい皆さまに、沖縄の太陽の恵みであるサトウキビを活用した「さとうきびごはんの素」の提供を通して貢献できることを願っています。

沖縄県の農作物で
一番多く栽培されているサトウキビ

世界一固いと言われる
沖縄のサトウキビ

サトウキビの搾りカス、バガスには
豊富な食物繊維が含まれている

沖縄の自然が育てた食物繊維の宝庫、さとうきび!

沖縄特産さとうきびの豊富な食物繊維に着目!

食物繊維が足りないからといって、昔の食生活に戻すのは大変。となると、食事以外のサプリなどで食物繊維を補給する必要があります。では、何を摂ればいいのでしょうか。

そこで着目したのが、沖縄の太陽を浴びてすくすく育った特産のさとうきび。さとうきびから砂糖や黒糖の原料を搾ったカスを「バガス」といいますが、このバガスには、食物繊維がたっぷりと含まれているのです。

バガスの大問題を克服!スーパー素材・発酵バガス

ところがバガスには、1つ大きな問題がありました。バガスの食物繊維が非常に堅いため、これまで食品として利用することができなかったのです。

その難問を独自の技術で解決して生まれたのが「発酵バガス」でした。バガスにもともと豊富な不溶性食物繊維に、水溶性食物繊維、キシロオリゴ糖、抗酸化成分が加わった発酵バガスは、おなかを元気にしてくれるスーパー素材なのです。

食物繊維とキシロオリゴ糖の最強ペアで“おなか美人”に!

「出す力」+「整える力」発酵バガスのWパワー!

発酵バガスは、2つの食物繊維で「出す力」をアップ。不溶性食物繊維は、体内で水分を吸ってふくらみ、お通じをスムーズに。水溶性食物繊維は、余分な糖分などを包み込んで排出し、おなかをキレイにしてくれます。

また、キシロオリゴ糖は、ビフィズス菌や乳酸菌などの栄養源となり、善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を妨害。おなかの環境を「整える力」で、おなかを若々しく健康に保ってくれるのです。

発酵バガスを1週間摂ると、
ビフィズス菌がなんと3倍に!

「さとうきびごはんの素」で酸化も防いで中からキレイ!

今注目の抗酸化成分・ポリフェノールも豊富な発酵バガス。おなかを元気に、体の酸化も防げる「さとうきびごはんの素」で、中から健康・キレイな“おなか美人”を目指しましょう!

食物繊維やキシロオリゴ糖を栄養に、
善玉菌がどんどん増える!

食物繊維が悪玉菌など不要物を
捕まえて体の外へバイバーイ!

2つの独自技術が引き出した“発酵バガス”の健康パワー。

独自技術の組み合わせでバガスの食品化に成功!

食物繊維を豊富に含んでいるのに、繊維が堅すぎて、これまで誰も食品化できなかったバガス。

その秘めたパワーを解き放ち、発酵バガスに生まれ変わらせたのは、国の独立行政法人「科学技術振興機構」による新技術開発事業でした。研究の結果、爆砕・発酵という2つの独自技術を組み合わせることで、堅いバガスの繊維を柔らかくほぐすことに成功。がバスが発酵バガスに生まれ変わったのです。

爆砕・発酵から生まれたおなかにいい自然素材!

まず、高温高圧から一気に圧力を下げる「爆砕」で、バガスの堅い繊維を細かく粉砕。さらに、こうじ菌による「発酵」で分解し、おなかにいい水溶性食物繊維やキシロオリゴ糖をはじめ、抗酸化成分も加わりました。

こうして生まれた「さとうきびごはんの素」は、沖縄産さとうきびと、こうじ菌の発酵パワーだけで作られた自然素材。おなかの健康を保つため、毎日安心して摂りたい食品です。